ほんまる日記

爆裂コーギーほんまるの日記です。

ほんまるのジアルジアと螺旋(らせん)菌治療のはなし

我が家に来てから1か月くらい(つまり生後3~5か月くらいの頃)の間、ほんまるのお腹にはジアルジアや螺旋(らせん)菌が居座って悪さをしていた。

 

寄生虫というと、最初はなんだかすごいものがお腹にいる!と構えてしまったものだが、ほんまるより前に飼っていた犬も、あかちゃんの頃にはもれなくジアルジアに感染していたので、またかという感じだった。

その時も今回も、それぞれ違う獣医先生に「ジアルジアにかかる子犬はすごく多い、薬で駆除できるので心配ないですよ」と言われていたし。

そもそもジアルジアに感染していても、症状が出ないまま、大人になって、免疫力が高くなって、自力で虫を追い出しちゃう犬もいるくらいらしい。

 

具体的な症状としては、慢性的な下痢のみで、本犬自体は食欲、体調ともに超元気だったので、あんまり心配いらなかったのだが、飼い主的にジアルジアが分かったときにちょっと心配だったのが、治療費についてだった。

診察から完治までの経緯を診察費用とあわせて覚書にする。

 

 

(※私はただの飼い主なので、実際自分の身に起こったことを、そのときの感想を交えて書く。)

 

 

ジアルジア寄生虫)の検査

ほんまるに寄生虫感染の疑いが出たとき、まず獣医先生は便を顕微鏡で見る方法で虫をチェックしてくれた。

便は家のトイレでしたものでも、お散歩でしたものでもいいとのこと。結局お散歩中のものを持っていった。

・検査時間:約20~30分(おぼろげな記憶)

・診察内容:寄生虫検査(検便)、体重測定、検温、触診

・費用:約4500円(当ブログより、1週間分の薬代含む、保険適用前の金額)

 

ジアルジアの薬

検査の結果、ジアルジアと螺旋菌が見つかった。

薬はフラジール(駆除薬)とビオフェルミン(ご存じ整腸剤)。

1日2回、ごはんのときに飲んでもらう。たしか1回1錠ずつだったように思う、、、違うかも。

獣医先生曰く「薬を吐き出してしまうようなら、食パンの柔らかいところで包んであげてみてください」とのこと。

ほんまるは何でもおいしく召し上がるので、吐き出す心配は無用だった。

 

ジアルジアの再検査

最初の診察で処方してもらった薬が飲み終わった1週間後、再度病院へ。この日もお散歩中に回収した便持参。

相変わらず軟便気味だったため、まだお腹にジアルジアが潜伏している可能性を感じながら病院へ。

検査の結果、目視ではジアルジアと螺旋菌の存在は確認できないものの、明らかに全快していないため、改めて1週間分の薬を処方してもらった。

当ブログをもとに記憶を辿って書いているけど、たしか寄生虫がお腹に潜伏していたことにより腸が弱り、大腸炎を起こしていると診断してもらった気がする、、、おぼろげ!!

今回の薬はフラジールではなく、抗生剤と下痢止め(頓服用)だった。

・検査時間:約20~30分(おぼろげな記憶)

・診察内容:寄生虫検査(検便)、体重測定、検温、触診

・費用:約3000円(ものずごくおぼろげな記憶、1週間分の薬代含む、保険適用前の金額)

 

▼お腹の再々検査

計2週間、病院から処方された薬を飲み終えたところで再度病院へ。

このころにはお腹の調子はもとに戻っていたが、下痢止めを飲んでいたから良便な可能性もあると思い、そのことを獣医先生に相談し、いったん投薬をやめて様子をみつつ、下痢が再発するようなら再度通院ということに。念のため、ビオフェルミンも処方してもらった。

また、ほんまるの下痢の原因として、カリカリが体質に合っていない可能性を教えてもらい、脂質の少ない、消化器に負担のかかりにくいものに変更してみることに。

動物病院にあったカリカリサンプルのロイヤルカナン 消化器サポート(低脂肪)をもらい、帰宅。

・検査時間:約10~15分

・診察内容:体重測定、検温、触診

・費用:約1000円(ものずごくおぼろげな記憶、1週間分の薬代含む、保険適用前の金額)

 

 

▼番外編 ~他の病院でジアルジアの治療をおこなったとき~ 

上にも書いたが、以前飼っていた犬もあかちゃんのころジアルジア診断を受けた。

その際に治療をお願いした動物病院は、現病院と同じような診察内容(検便、同じ薬を投薬)にも関わらず、診療費が25000円くらいかかった。私的には非常に高額な診療費だったのだが、事前説明はなかった。

薬は3日分ほど処方され、「とりあえず飲み終わったらまた来てください。」と言われたけれど、その病院に再度通うことはできなかった。3日置きに25000円払うことはできなかったのだ。

私はインターネットでフラジールを購入し、下痢が収まる約1週間、薬を与えた。

今思うと危険なことをしたという思いがあるけれど、動物病院でジアルジアを治すには高額の費用がかかると思っていた当時の私は、他の動物病院を探そうという考えに至らなかった。

その後、二度とその病院には通わず、予防接種等で何軒か動物病院を周り、引っ越しを経て、なんとか我が家に合う病院(事前に診断内容や費用を説明してくれる、治療の選択肢を説明付きで与えてくれる、自宅から徒歩圏内)を見つけることができた。

ジアルジア治療がめちゃくちゃ高かった動物病院と、今通っている病院とは、同じ都内でも区が違うし、場所もかなり離れているので、治療費用に地域による相場みたいなものがあるのかな、と思っている。

 

▼ほんまるのお腹が元気になるまで

結局、ほんまるのお腹が本調子に戻るまで、全部で2か月くらいはかかったと思う。

最初、ジアルジアと螺旋菌がほんまるのお腹で悪さをしていたことは間違いないと思うのだけど、虫がいなくなってからは、カリカリを変えたことが大きかった。

ほんまるはもともと胃腸がたんぱく質や脂肪に弱いのか、一般的にプレミアムフードと呼ばれている肉メインのカリカリは合わないようなのだ。

私はこれまで、成分表示のいちばん最初に肉!がくるような、欧米製の高いフードを与えることが飼い主としての使命と感じているところがあったのだが、ほんまるにはそういったカリカリより、穀物を主成分としたカリカリの方が合っている(ような気がする)。

ほんまるは動物病院からもらったロイヤルカナン 消化器サポート(低脂肪)が気に入ったようで(与えられたものはなんでも気に入るので)いまでもこのカリカリを食べていて、毎日快便だ。

 

ちなみにお味の方はわからないけども、お値段はプレミアムフード並みだ!